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災とSeeing

名古屋大学 減災連携研究センター、(株)CBCテレビ、(株)中日新聞社、(一社)中部地域づくり協会 地域づくり技術研究所
災とSeeing(4)明治29年洪水

所在地

大垣市輪中館:岐阜県大垣市入方2丁目1611番地1
大垣市輪中生活館:岐阜県大垣市入方2丁目1723番地
今福堤防決壊の碑:岐阜県大垣市今福町
明治29年大洪水点:岐阜県大垣市郭町2丁目52番地(大垣城内)

■ 大垣市輪中生活館
輪中生活館は、市指定重要有形民俗文化財の旧名和邸を整備し、公開されています。輪中地帯の典型的な中農民家の様式を現在に伝えており、母屋より高く盛土した住居式水屋1棟、その住居式水屋より更に高く盛土された土蔵式水屋1棟などがあります。
また、近くの輪中館では、明治29年洪水や輪中について、資料や模型などで江戸時代から現在までの歴史や景観がわかりやすく解説・展示されています。
■ 今福堤防決壊の碑
明治29年(1896年)9月洪水による破堤災害を忘れないようにと、破堤口であるこの場所に建てられました。この地点は明治29年(1896年)7月と9月の2回にわたって破堤しているそうです。
■ 明治29年大洪水点(大垣城)
明治29年(1896年)、大垣を中心とした輪中地域において最大の大水害が発生しました。7月と9月の二度にわたる輪中堤防破堤の水害を受け、ほぼ全市街地が浸水し、市中は舟を使っての移動しかできないほどの大洪水となり、多くの人々が行き場を失いました。大垣城天守閣石垣西北角には9月の浸水位を記した「明治29年大洪水点」の標柱があり、この水害の恐ろしさを今も感じることができます。
■ 周辺地域のトピックス(水門川)
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